2009年12月11日

vol.22 グラスとカーボンの違い

長期にわたり、MBLOWのまっつんが開発&テストを繰り返した力作、M−BLOWがいよいよ発売になります。

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グラスをしょっちゅう使っていて使い慣れていれば話は別ですが、グラスってのはその弾性の低さゆえにキャスト時にカーボンのように素早く振り抜くことで弾くように投げようとするとロッドの返りが遅いためにリールのスプールが過剰に回ってしまうという現象が起きてしまいます。
つまり、バックラッシュしまくってしまうし、リールのブレーキをキツく締めると全然飛ばない…

この問題をクリアするためには短いグラスロッドを使うか、カーボンのように鋭く振り抜くのではなく、キャストの引き付け時にルアーを担ぐような感覚で力強く、かつゆっくり振り抜いてやる必要があります。

でもやっぱ琵琶湖じゃ長い竿の方が遠くに飛ばせるし、パワーでも、ルアーのトレースコースの調節でも利がある!

M−BLOWが最初7,6ftと聞いた時は正直「なんぼなんでもグラスでは長すぎてモターっとした感じになってしまうんじゃ…」と不安ではありましたが、うまくカーボンをコンポジットさせることでバットのブレを防ぎ、かつカーボンのフィーリングとさほど変わりなくキャストができるという、グラスとカーボンのいいとこ取りになって一軍ロッドとして常にボートに積んでるロッドになりました。


と、これ以上いいことばっか言っても宣伝にしかならないので、、

よくある質問↓

「何でグラスがいいの?」「カーボンじゃダメなの?」

ってとこにぼくなりにお答えしたいと思います。

こちらがカーボンのメリット↓

@キャスト時のラインのブレが少ないのでルアーの飛行姿勢が安定していて風が吹いてもよく飛ぶ。

A感度がいい。

Bウィードなどに引っかかった時に「バシッ」と切りやすい。

ルアーを高速リトリーブさせる際などにはやはりバイトを弾いてしまったり、細軸のフックを使っていると伸ばされたり、浅い掛かりの時に足元でフックが外れたりということが考えられますが、ボトムに到達後、ワーミングクランクの要領でゆっくり巻いたり、ステイさせたりして小技を聞かせたい時には↓

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BOA CONSTRICTORなどの低弾性で長い竿がオススメ☆

また、ワーム系の巻き物でフロロライン+オフセットフックなどで使う場合にはやはりフッキングパワーが必要となってくるのでこの手の低弾性カーボンのロングロッドの利点を発揮できます。


で、こちらがグラスの利点↓

@トレース中、足元などで不意に食ってきてもしなやかにロッドが曲がってしっかりフッキングする。

A掛かりが浅くてもファイト中に魚の動きに合わせてロッドが追いかけるようにしなやかに曲がってくれるのでバレにくい。

B巻いてる最中にストラクチャーにコンタクトしたらロッドティップが自然にラインスラッグを出して当たり方がやさしくなるので、スタックやゴミを拾ってくることが減る。

などです。

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つまりトリプルフックのルアーを高速リトリーブする時に手返しが大幅アップできる上、食ってきた魚を逃さないというすごく都合のいい仕事をしてくれるわけです。

また、MBLOW流→PEラインとグラスロッドの組み合わせでオフセットフック使用&ヘビーカバーでもパワフルな使用ができます。

カーボンロッドと同じ軟らかさでもグラスは折れにくいってとこがまっつんの実釣動画で見て取れるのでは??

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それぞれの利点を理解した上で使い分けることでハードな巻き物の釣りを緩和することにも繋がります、道具に楽をさせてもらうということを頭においてロッド選びをすることをオススメします☆



木村建太 公式ホームページ
posted by キムケン at 21:41| kimkenコラム