2010年04月17日

vol.24 レイクアミスタッドレポート

今回はバスマスターセントラルオープン第1戦、レイクアミスタッドのレポートをさせていただきます!


まず、最初に説明しておきます。
バスマスターセントラルオープンとは、トップカテゴリーであるエリートシリーズの一つ下に位置するオープントーナメントで、ノーザン、セントラル、サウザンという3つのディビジョンに分けて開催されるもの、年間成績しだいで来期のエリートシリーズ出場権、バスマスターズクラシック出場権を頂けるというもの!!

ちなみにぼくが目指しているのはバスマスターズクラシック出場

夢の舞台ですから。。


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今回の開催地、レイク アミスタッドはアメリカとメキシコを流れるリオ グランデという川を堰き止めて作られたリザーバー。
つまり、湖自体が国境となり、片側はアメリカ、反対岸はメキシコという、ちょっとややこしい場所です。

最近はメキシカンマフィアによる麻薬の密輸や、密入国が盛んらしく、湖の周りでは警備も厳重で、ちょっと治安も悪い感じ、、

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メキシコに近いだけあってサボテンが野生に生えていて、木々も自分の背丈より低いという、日本ではまずお目にかかれないロケーション。。


アミスタッドは以前にも別のトーナメントシリーズでボーターとして参加しており、ぼくにとっては馴染み深い場所でもあります。

しかし前回の結果は40位台と惨敗、、
今回はリベンジもかねてこの場所を訪れたわけです。


2006年に初めてこの地を訪れた際は、まだアメリカ人にとっても秘境と呼ばれるほど手付かずの状態で、マジでボコボコに釣れました、、
それこそロクマルが1日に5匹釣れた日や、ディープクランクでロクマルがダブルヒットしたことがあるくらい、、ほんとにぼくの人生で最も爆釣した場所なんです!


しかし近年、そのボコ釣れのメジャートーナメントの様子がテレビで放映されたりした影響で湖は大賑わいし、僅か4年で普通の釣れる湖くらいにパワーダウン…
しかしもともとド田舎だったこの場所のホテルや釣具屋が経済的に潤ったことも確かで、釣り場環境としては良くなったと思います。




で、今回ぼくは9日間のプラクティスを決行!!

最初の4日間ほどは以前に良かった釣り方でプラクティスを進めていくことに。


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スイムベイト、

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キンクーTX、

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そしてプラクティスで10ポンドオーバー(もっとデカかったかもしれませんが計り持ってませんでした)を釣った1オンスジグ+キンクーワッキートレーラー!!
このリグは以前のアミスタッドでもボコボコに釣れて、今回も大量に用意していたものです。

1オンスのフラットバックジグにキンクー7インチをワッキースタイルでトレーラーにするという簡単なものですが、トレーラーをワッキーにすることでフォール時に強力な水押しを発生させれるというメリットの他、キンクーが水を受けてくれるおかげでジグのフォール姿勢が安定し、キレイに垂直フォールしてくれるので、水中のブレイクやツリーなどを舐めるように細かくリフト&フォールさせられるというもの。


とにかくデカいのが狙って捕れるパターンは健在だったんですが、問題はこのパターンでは今のアミスタッドで5匹のリミットを大会中に安定して揃えることが困難だということです。。

やはり魚の個体数自体が減ってしまったアミスタッドでは、トーナメント時は釣り方を変えざるをえないという判断に至りました。


グッドサイズのリミットをそろえられるパターンを探している最中、アミスタッドのあるクセみたいなものに気がつきました、それは多くの魚が極度に中層で捕食する性質であるということ。
琵琶湖のようにウィードにルアーを絡めて魚の目線にルアーを通してバイトチャンスを増やしてやるより、アミスタッドでは目線の上を通るものを食い上げてくるようにバイトしてくることが多いということ。
おそらく琵琶湖よりクリアな水質と、捕食しているベイトの種類がそういった習性の違いを生んでいるんだと思います。

それに合わせて狙っていた水深5mレンジの1,5〜2mほどの中層を完全に何もコンタクトさせることなく食わせる力のあるルアーを選択することを迫られたわけです!

そこで反応を得ることができたのは、、

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ハイパーフットボールジグ3/8oz+バンブルシャッドなどのスイミングジグ、

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デスアダー6インチの1/8ozジグヘッドによるミッドストローリング!!


そう、慣れ親しんだ琵琶湖の釣りだったわけです☆

やはり中層攻略においてこの2つの釣りは欠かせないものだと確信しました。

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これらのパターンに気が付いてからはかなり効率的に魚の居場所が特定できるようになってきて、ある程度釣れる魚のサイズがいいエリアを絞り込むことができました。



そして大会初日、

プラクティス時のような風が吹かず、朝イチ以外スイミングジグパターンではなかなか反応がなかなか得られなかったのでほとんどの魚をデスアダーのミドストで釣って

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初日17ポンド13オンスで49位発進。

やや苦戦。。

そして2日目は風が吹いてくれてプラクティス通りのスイミングジグ展開でわりとイージーに19ポンド12オンスをキャッチ!

2日トータル19位で202人中トップ30だけが進出できる決勝に残ることが出来ました。


そして運命の最終日、
朝のうちだけ2日目同様に風が吹いていて、スイミングジグで順調に釣っていたんですが、異変が、、

風が止んだ。。

ここから大苦戦してしまい、最終日はわずか14ポンド4オンスしか釣れず22位でフィニッシュ、悔しい結果となってしまいました。

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成績表はこちら
http://proxy.espn.go.com/outdoors/bassmaster/members/ldr/leaderboard?tournamentId=934


ともあれ、今回は日本の皆さん、アメリカの友人たちに何から何まで協力してもらい無事に戦い終えることができ、ほんとに感謝しています。

残り2戦、今回以上の順位でフィニッシュしないとバスマスターズクラシックの出場は難しくなってきてしまいます、1戦1戦を勝つつもりでがんばります!



次回、第2戦は6月にルイジアナ州、レッドリバーで開催されます、またぼくのブログとこちらで報告させていただきますねー!!



木村建太 公式ホームページ


posted by キムケン at 10:25| kimkenコラム