2010年11月06日

vol.26 最終戦、テキソマ

今年からフルエントリーを始めたバスマスターセントラルオープンもついに最終戦となりました。

昨年末にトビーに会いに渡米した際、「ボートと車貸してあげるよ!」の言葉で勢いと思いつきでエントリーしたこのシリーズ、最終戦まで3回にわたって渡米を無事させていただいたことにトビーと応援してくださる皆様に感謝ですm(_ _)m


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最終戦の舞台となったレイクテキソマは、その名の通りテキサス州とオクラホマ州の州境にある湖。

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水の色はいかにも釣れそうなステインで、ロックエリアが多いリザーバーです。
2006年に初めてテキソマに来た時は、春だったこともあり結構いいサイズのスモールマウスがジグヘッドなんかでわりとイージーに釣れたりもしましたが、、
水温上昇後の夏〜秋にかけては基本的にどこのフィールドでもスモールマウスが極端に釣り辛くなり、今回は安定したラージマウスメインのパターンになることは行く前から予測できました。

この手のフィールドはよっぽどのことがない限り秋はタフになり、ウエイトが伸び悩むことが安易に予想できるんですが、、
今回はその予想をはるかに上回るタフさであることがプラクティスを通じて痛感した部分です…
ローカルアングラー曰く「大会二週間前に起こった大規模なターンオーバーにより、水質が一気に悪化してほとんどのシャッド(テキソマでメインベイトとなっている、アメリカではメジャーな小魚)が死滅してしまってバスも食いっ気が無い状態なんだ。」とのこと。
確かに一部のディープで釣れる魚以外、基本的に釣れる魚はガリガリに痩せ細ってたような気がします。。

で、今回ぼくなりにプラクティスで湖に出る前に心に決めてたことがありまして、、
それは『ディープはやらない』ってこと。

あまりディープストラクチャーを知らない湖な上、秋にベイトを追っかけてスクーリングする魚には爆発力はあっても、3日間のトーナメント中に安定してスクールを追い詰めて釣り続けるイメージができなかったからです。
いくら厳しくても、的確に魚の捕れるスポットとパターンをプラクティスで煮詰めていくことが課題となりました。

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プラクティス開始当初はシャロークランクでロックエリアや人工的に沈められたオダを釣って反応がありましたが、このパターンは日ムラがある上、実践できるスポットが少なかったためボツ、、

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先ほども触れたシャッドが湖の上流部で僅かに見られ、一部ディープが隣接したロックエリアがフィーディングスポットとなっていたため、

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ZOOM社のフルーク(パールホワイト)のノーシンカーをトゥイッチするパターンでコンスタントに魚が釣れるパターンを見つけました。

このフルークの釣りは以前アメリカにいたときからかなりお世話になったパターンなんですが、琵琶湖で試してもイマイチアメリカのフィールドほど効果が感じられず…
ぼくなりの推測ですが、これはバスが捕食しているベイトフィッシュの種類に起因するものではないかと思います。
基本的にシャッドがいる湖では有効な釣りで、シャッド特有の「ヒラヒラ」っていう、フラッシングがバスの食性にスイッチを入れる要因になるのではないかと。。
アユがメインベイトとなる秋の琵琶湖なんかでは、同じようなスティックベイトを使うにしても、《タダ巻き》が圧倒的に有利な気がします。

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フルークは独特のツルッとした水を受け流す形状により、鋭いトゥイッチでアクションしてやると弱ったシャッドそっくりの動きをしてくれます。
シャッドがいなくてもこの手の『ヒラヒラアクション』が有効な湖なら日本でも有効かも!?


で、今回最もメインパターンとしていたのは

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ボートの係留用に浮かべられたボートドックのシェードを

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小型のジグ+ベアクローで撃つというもの!

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いいドック、悪いドックをプラクティスで見極めていき、徐々に魚との距離が近づいていって手応えを感じた上でトーナメント当日を迎えました!!


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初日、ボートドックのジグ撃ち1本とフルークで1本、計2本捕って44位スタート。
トップ30が進出できる決勝の3日目に行くためには2日目3本は必要と判断。。

2日目、ボートドックで2本、フルークで1本で計画通り3本捕りましたが、、
予想してたより小さいサイズが釣れてきてしまった…

そして結果はまさかの31位。決勝進出を僅か1ozで逃すという、非常にセツない結果に。泣

成績表はこちらhttp://proxy.espn.go.com/outdoors/bassmaster/members/ldr/leaderboard?tournamentId=936

どのみち3日目出ても優勝は困難な状況でしたが、せめて3日目を戦いたかった…




ってことで、今年のシーズンは終了。
年間36位で50位までがもらえる来期の優先エントリー権はもらいましたが、来年のことは今まだ考え中です。
ほんというと来年も出たいけど、いつまでもトビーのお世話になりっぱなしってのも甘いと思うし、次アメリカにいけるのは自分の力でボートと車を用意できるようになってからかなー、って思ってます。

なんにしても、今年は夢に向かって大いなる前進をさせてもらった、ありがたい年になりました!

今一度、皆様に感謝いたしますm(_ _)m



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posted by キムケン at 21:44| kimkenコラム

2010年06月20日

vol.25 第2戦、レッドリバー

6月3日〜5日に開催されたバスマスターセントラルオープン第2戦に出場すべく、渡米してきました!


今回の開催地はルイジアナ州レッドリバー、初めてのフィールドです☆

レッドリバーはその名の通り、本流は赤土色の超マッディーウォーターで、ダムによっていくつかのプールに分けられています。

スタート地点のプール5から水位調整のロックをボートで通過してプール4、プール3と結構広大な距離がトーナメントエリアとなりました。


プラクティス開始、今回はいつもお世話になっているトビーの家からも近所だったってことと、


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レッドリバーは写真のように水面直下に無数のスタンプがあったり、メインリバーにあるロックパイルなど、ヒットすればボートを壊しかねない危険なものがたくさんあるので走れるコースを教えてもらうべく、最初の2日間はプラクティスに同行してもらいました。


今年のレッドリバーは特にニゴリがひどかったらしく、本流は全く釣れる気がしない、、

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が、少し支流のポケットの奥にスタンプを乗り越えながらボートを進めると!!

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いい感じのホテイアオイがいっぱいあったり、ダム建設前の池の跡が少し深くなっていて、スタンプにブレイクが絡んだりしていて見た目にはいい感じ♪


しかし、、


パンチングならともかく、ぼく自身1キャストに4、5本のスタンプにヒットするような、ここまでヘビーなスタンプの釣りにはあまり経験がなく、最初のうちは毎キャストスタンプにクランクが引っかかっては回収しに行かないといけない状況。。

そんなことをしているうちにもトビーは↓

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ボコボコに釣る!!

これを何度か繰り返してるうちに、違いが見えてきました。


まず、使用していたのは↓

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日本のフィールドではなかなか出番の無いバグリーやハンドメイドのスクエアビルでバルサの超高浮力のシャロークランク。

ナイロンの20lb。

ヘビーアクションのカーボンロッド!?


かなりヘビーデューティーな組み合わせ!!

で、トビーの使用済みクランクを見ると、、

針が全部伸びてる。。

トビー曰く「どんなクランクを使っても根ガカリするのは当然だ!」「引っかかれば強引に針を曲げて回収しないと釣りにならないよ!!」とのこと。

実際、トビーの動作を見ていると、ロッドとラインを一直線にリトリーブ→そして根ガカリした直後にラインが切れそうな勢いでおもっきり引っ張る→するとフックが伸びて外れてくる→その瞬間に魚が食ってくる!!

釣れた魚はすべてフックが伸びてすさまじい勢いでルアーがヒラを打った瞬間だったのです…


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そこでいつも使ってるグラスロッドからカーボンのバレットショットにチェンジして同じ動作をしてみると、このリバーではクオリティーフィッシュと呼べるサイズが食ってきました!!



しかし、このパターンが通用したのもプラクティスの前半のみ。。

日に日に気温が上昇し、クリーク内の水温も30度を超えてくると魚のポジションが明らかに変わってきました。

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やっと見つけた水通しのいいクリーク内でのパンチングと、

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大会直前プラクティスで見つけたリップラップクランキングでのキーパーパターンで大会に臨むことに!


初日、

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パンチで2本、クランクで2本とって4匹ウェイイン、初日78位でスタート。

同様のウエイトが2日目も取れれば賞金圏内には入れそうだったんですが、これではトップ30の決勝には絶望的と判断し、2日目はプラクティスでも行ってなかったようなエリアに新たな魚を求めてギャンブルしに行きました!


結果、2日目は1匹のバスすら釣ることができず、ノーフィッシュ。。


最終結果129位と、大撃沈の結果に終わりました…




今回のレッドリバー戦が教えてくれたこと、それは「もっといろんなフィールドで釣りをしなさい」って事だと思います。


今後少しでも長くこのような未知のフィールドで釣りをできる環境を作っていくことが自分の釣り人生にとって大きな課題だといえます。




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posted by キムケン at 12:02| kimkenコラム

2010年04月17日

vol.24 レイクアミスタッドレポート

今回はバスマスターセントラルオープン第1戦、レイクアミスタッドのレポートをさせていただきます!


まず、最初に説明しておきます。
バスマスターセントラルオープンとは、トップカテゴリーであるエリートシリーズの一つ下に位置するオープントーナメントで、ノーザン、セントラル、サウザンという3つのディビジョンに分けて開催されるもの、年間成績しだいで来期のエリートシリーズ出場権、バスマスターズクラシック出場権を頂けるというもの!!

ちなみにぼくが目指しているのはバスマスターズクラシック出場

夢の舞台ですから。。


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今回の開催地、レイク アミスタッドはアメリカとメキシコを流れるリオ グランデという川を堰き止めて作られたリザーバー。
つまり、湖自体が国境となり、片側はアメリカ、反対岸はメキシコという、ちょっとややこしい場所です。

最近はメキシカンマフィアによる麻薬の密輸や、密入国が盛んらしく、湖の周りでは警備も厳重で、ちょっと治安も悪い感じ、、

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メキシコに近いだけあってサボテンが野生に生えていて、木々も自分の背丈より低いという、日本ではまずお目にかかれないロケーション。。


アミスタッドは以前にも別のトーナメントシリーズでボーターとして参加しており、ぼくにとっては馴染み深い場所でもあります。

しかし前回の結果は40位台と惨敗、、
今回はリベンジもかねてこの場所を訪れたわけです。


2006年に初めてこの地を訪れた際は、まだアメリカ人にとっても秘境と呼ばれるほど手付かずの状態で、マジでボコボコに釣れました、、
それこそロクマルが1日に5匹釣れた日や、ディープクランクでロクマルがダブルヒットしたことがあるくらい、、ほんとにぼくの人生で最も爆釣した場所なんです!


しかし近年、そのボコ釣れのメジャートーナメントの様子がテレビで放映されたりした影響で湖は大賑わいし、僅か4年で普通の釣れる湖くらいにパワーダウン…
しかしもともとド田舎だったこの場所のホテルや釣具屋が経済的に潤ったことも確かで、釣り場環境としては良くなったと思います。




で、今回ぼくは9日間のプラクティスを決行!!

最初の4日間ほどは以前に良かった釣り方でプラクティスを進めていくことに。


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スイムベイト、

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キンクーTX、

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そしてプラクティスで10ポンドオーバー(もっとデカかったかもしれませんが計り持ってませんでした)を釣った1オンスジグ+キンクーワッキートレーラー!!
このリグは以前のアミスタッドでもボコボコに釣れて、今回も大量に用意していたものです。

1オンスのフラットバックジグにキンクー7インチをワッキースタイルでトレーラーにするという簡単なものですが、トレーラーをワッキーにすることでフォール時に強力な水押しを発生させれるというメリットの他、キンクーが水を受けてくれるおかげでジグのフォール姿勢が安定し、キレイに垂直フォールしてくれるので、水中のブレイクやツリーなどを舐めるように細かくリフト&フォールさせられるというもの。


とにかくデカいのが狙って捕れるパターンは健在だったんですが、問題はこのパターンでは今のアミスタッドで5匹のリミットを大会中に安定して揃えることが困難だということです。。

やはり魚の個体数自体が減ってしまったアミスタッドでは、トーナメント時は釣り方を変えざるをえないという判断に至りました。


グッドサイズのリミットをそろえられるパターンを探している最中、アミスタッドのあるクセみたいなものに気がつきました、それは多くの魚が極度に中層で捕食する性質であるということ。
琵琶湖のようにウィードにルアーを絡めて魚の目線にルアーを通してバイトチャンスを増やしてやるより、アミスタッドでは目線の上を通るものを食い上げてくるようにバイトしてくることが多いということ。
おそらく琵琶湖よりクリアな水質と、捕食しているベイトの種類がそういった習性の違いを生んでいるんだと思います。

それに合わせて狙っていた水深5mレンジの1,5〜2mほどの中層を完全に何もコンタクトさせることなく食わせる力のあるルアーを選択することを迫られたわけです!

そこで反応を得ることができたのは、、

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ハイパーフットボールジグ3/8oz+バンブルシャッドなどのスイミングジグ、

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デスアダー6インチの1/8ozジグヘッドによるミッドストローリング!!


そう、慣れ親しんだ琵琶湖の釣りだったわけです☆

やはり中層攻略においてこの2つの釣りは欠かせないものだと確信しました。

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これらのパターンに気が付いてからはかなり効率的に魚の居場所が特定できるようになってきて、ある程度釣れる魚のサイズがいいエリアを絞り込むことができました。



そして大会初日、

プラクティス時のような風が吹かず、朝イチ以外スイミングジグパターンではなかなか反応がなかなか得られなかったのでほとんどの魚をデスアダーのミドストで釣って

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初日17ポンド13オンスで49位発進。

やや苦戦。。

そして2日目は風が吹いてくれてプラクティス通りのスイミングジグ展開でわりとイージーに19ポンド12オンスをキャッチ!

2日トータル19位で202人中トップ30だけが進出できる決勝に残ることが出来ました。


そして運命の最終日、
朝のうちだけ2日目同様に風が吹いていて、スイミングジグで順調に釣っていたんですが、異変が、、

風が止んだ。。

ここから大苦戦してしまい、最終日はわずか14ポンド4オンスしか釣れず22位でフィニッシュ、悔しい結果となってしまいました。

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成績表はこちら
http://proxy.espn.go.com/outdoors/bassmaster/members/ldr/leaderboard?tournamentId=934


ともあれ、今回は日本の皆さん、アメリカの友人たちに何から何まで協力してもらい無事に戦い終えることができ、ほんとに感謝しています。

残り2戦、今回以上の順位でフィニッシュしないとバスマスターズクラシックの出場は難しくなってきてしまいます、1戦1戦を勝つつもりでがんばります!



次回、第2戦は6月にルイジアナ州、レッドリバーで開催されます、またぼくのブログとこちらで報告させていただきますねー!!



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posted by キムケン at 10:25| kimkenコラム

2010年01月28日

vol.23 真冬のハイスピード戦略




いまや琵琶湖では超定番となった真冬のディープクランキング、

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フィッシュイーターと化したバスを効率的に狙っていく上で欠かせない存在です。
バスがボトムのエサに興味が無くなって目の前を素早く通り過ぎるベイトフィッシュに反応するこの季節に魚の捕食スイッチを入れて食わせる上ではいまだクランクを凌ぐ効率的なハイスピードアプローチは存在しないと思います。
しかし同時に週末ともなるとそこら中でクランクが飛び交う琵琶湖においてはクランクに対するハイプレッシャー化を感じずにいられないのも事実。
また水がクリアすぎる時、無風時にもクランクオンリーでは正直しんどいタイミングがあります。。

ぼく個人的には荒れない日や雨の降らない日が続いて水がクリアになってくると一番クランクで釣り辛い状態になります。

そこで新兵器投入!!

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ハイパーフットボールジグの新サイズによるヘビーウエイトのスイミングジグ!

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いままで1/2ozが最大だったハイパーフットボールジグに、新たに5/8oz、3/4oz、1ozが追加されたことにより深いレンジでも見切られないスピードでリトリーブすることが可能となりました☆
軽いウエイトをゆっくり巻くことでも深いレンジで使うことは出来たんですが、やはりベイトフィッシュを強く意識するこの季節のバスにスローダウンは禁物
「早すぎない??」って思うくらいのリトリーブスピードで巻いてきてやった方がデカいのが驚くほどあっさり反応してきたりするんです。
以前は1/2ozにテキサス用のバレットシンカーを付けたりして無理矢理リトリーブスピードを上げたりしてたんですが、新ラインナップによりその必要も無くなったわけです。

ぼくなりの使い分け基準(バンブルシャッド装着時)としては↓

1〜1,5m=1/4oz
1,5〜2,5m=3/8oz
2,5〜3,5m=1/2oz
3,5〜4m=5/8oz
4〜4,5m=3/4oz
4,5以深=1oz

と、いった感じです。

使うタイミングによっては他のルアーで手が出せなかった魚に出会えるかもですよー☆



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posted by キムケン at 18:34| kimkenコラム

2009年12月11日

vol.22 グラスとカーボンの違い

長期にわたり、MBLOWのまっつんが開発&テストを繰り返した力作、M−BLOWがいよいよ発売になります。

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グラスをしょっちゅう使っていて使い慣れていれば話は別ですが、グラスってのはその弾性の低さゆえにキャスト時にカーボンのように素早く振り抜くことで弾くように投げようとするとロッドの返りが遅いためにリールのスプールが過剰に回ってしまうという現象が起きてしまいます。
つまり、バックラッシュしまくってしまうし、リールのブレーキをキツく締めると全然飛ばない…

この問題をクリアするためには短いグラスロッドを使うか、カーボンのように鋭く振り抜くのではなく、キャストの引き付け時にルアーを担ぐような感覚で力強く、かつゆっくり振り抜いてやる必要があります。

でもやっぱ琵琶湖じゃ長い竿の方が遠くに飛ばせるし、パワーでも、ルアーのトレースコースの調節でも利がある!

M−BLOWが最初7,6ftと聞いた時は正直「なんぼなんでもグラスでは長すぎてモターっとした感じになってしまうんじゃ…」と不安ではありましたが、うまくカーボンをコンポジットさせることでバットのブレを防ぎ、かつカーボンのフィーリングとさほど変わりなくキャストができるという、グラスとカーボンのいいとこ取りになって一軍ロッドとして常にボートに積んでるロッドになりました。


と、これ以上いいことばっか言っても宣伝にしかならないので、、

よくある質問↓

「何でグラスがいいの?」「カーボンじゃダメなの?」

ってとこにぼくなりにお答えしたいと思います。

こちらがカーボンのメリット↓

@キャスト時のラインのブレが少ないのでルアーの飛行姿勢が安定していて風が吹いてもよく飛ぶ。

A感度がいい。

Bウィードなどに引っかかった時に「バシッ」と切りやすい。

ルアーを高速リトリーブさせる際などにはやはりバイトを弾いてしまったり、細軸のフックを使っていると伸ばされたり、浅い掛かりの時に足元でフックが外れたりということが考えられますが、ボトムに到達後、ワーミングクランクの要領でゆっくり巻いたり、ステイさせたりして小技を聞かせたい時には↓

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BOA CONSTRICTORなどの低弾性で長い竿がオススメ☆

また、ワーム系の巻き物でフロロライン+オフセットフックなどで使う場合にはやはりフッキングパワーが必要となってくるのでこの手の低弾性カーボンのロングロッドの利点を発揮できます。


で、こちらがグラスの利点↓

@トレース中、足元などで不意に食ってきてもしなやかにロッドが曲がってしっかりフッキングする。

A掛かりが浅くてもファイト中に魚の動きに合わせてロッドが追いかけるようにしなやかに曲がってくれるのでバレにくい。

B巻いてる最中にストラクチャーにコンタクトしたらロッドティップが自然にラインスラッグを出して当たり方がやさしくなるので、スタックやゴミを拾ってくることが減る。

などです。

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つまりトリプルフックのルアーを高速リトリーブする時に手返しが大幅アップできる上、食ってきた魚を逃さないというすごく都合のいい仕事をしてくれるわけです。

また、MBLOW流→PEラインとグラスロッドの組み合わせでオフセットフック使用&ヘビーカバーでもパワフルな使用ができます。

カーボンロッドと同じ軟らかさでもグラスは折れにくいってとこがまっつんの実釣動画で見て取れるのでは??

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それぞれの利点を理解した上で使い分けることでハードな巻き物の釣りを緩和することにも繋がります、道具に楽をさせてもらうということを頭においてロッド選びをすることをオススメします☆



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